お気に入り登録した商品は、こちらのプルダウンから確認することができます
■サイズ:約直径15×H30cm■重さ:約500g(落とし含む)■素材:虎竹■原産国:日本製・国産■箱なし
日本で唯一 土佐の虎斑竹(とらふだけ)
「虎斑竹(虎竹)」は淡竹(ハチク)の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。
海外メディアも取材に来た「ミラクルバンブー」
左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。この珍しい虎竹(Tiger Bamboo)を取材するために海外メディアまでもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル!」を連発されていました。
竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹
竹は秋から1月下旬までが伐採のシーズンです。虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。
花籠を食べているのか?
竹花籠を見直してもらいたいと思っています。自分の母親世代では花嫁修業としてお茶やお花を習った方が多く、その当時は竹製の花籠は驚くほど編まれていたのです。職人の中には、あまりの注文の多さに「この花籠を誰か食べているのか?」と冗談を言うほどでした。しかし、今では誰にも見向きされなくなり日常使いの花籠を作って生活している職人には、とんと会ったことがありません。ただ、竹花籠に魅力がないかと言えば決してそんな事はなくて、世情や住宅環境の変化にあわせた活かした方はあるのではないかと思っています。
虎竹蛇籠という昔からある定番の花籠を、若い女性社員に見せても使い方を知りませんでした。竹編みの籠は毎日見慣れているはずなのに、はじめて見る花籠の足は一体何のためのものか困惑しています。ああ、なるほどと思い出したのが随分前にアメリカの竹作家に連れられてニューヨーク近代美術館 (MOMA)に行った時の事なのです。実はそこで花籠の奇妙な使い方がされているのに違和感を持ちましたが、もしかしたら花籠を知らない世代はこの時の海外から日本の竹を見る感覚と同じなのでは?それなら実は花籠が見向きされていないのではなくて、存在を知らないだけではないでしょうか。
若い世代にしたら竹花籠は、今まで見た事も触った事もない未知の新製品なのです。華道のように決められた花材をルール通りに活けるのは美しいけれど、名前も知らない花を自由に活けて気楽に楽しめる花籠の生活を知ったら、長らく出番がなくてずっと我慢強く待っている竹たちに光を当てることが出来るかも知れないと思っているのです。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。※落としは、ページ内の画像で竹筒製と紹介していても、プラスチック製となる場合があります。また、その反対の場合もありますのでご了承ください。竹筒製落としは天然竹を加工して製造しておりますので重さが50~100g程度違う場合があります。(落としはお選びいただけません、花籠の重さ記載は落としを含んでいます)※竹花籠は、持ち手の藤巻きや底の銘などに若干の違いがある場合があります。
同一ショップで3980円以上購入時、送料無料
※同時に(一度に)購入した場合のみ適用となります
【 明日12:00 】 までのご注文で翌日お届けに対応。 定休日のご注文は翌営業日の発送となります。(定休日:日曜日, 土曜日, 祝日)
【重要】 交通事情や悪天候などの不可抗力が生じた場合は、商品到着の日時が変更となる場合が御座います。 また年末年始やクリスマスなどの繁忙期は輸送量の増加により【翌日お届け】対応が困難となる場合が御座います。 ※ご希望のご選択がない場合は、値札は外さず発送となります。
レビューはありません。
残り 1 点 7948円
(7 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 02月14日〜指定可 お届け日: (明日12:00のご注文まで)
ページ上部の「お気に入り商品一覧」からご確認頂けます。
30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください
12495円
8316円
11418円
6720円
28854円
77760円
サンダル ミュール レディース 歩きやすい キラキラサンダル ウェッジ 厚底 オープントゥ レディース 厚底 大きいサイズ 痛くない サンダル ヒール つっかけ 脱げない 履き心地 女の子 ミドルヒール スリッパ サボサンダル YJSO
7735円
Bloomingvilleブルーミングヴィル 綺麗なキャメルカラーのフラワーポット Elitta【北欧雑貨 インテリア デンマーク おしゃれ モノトーン モノクロ シンプル モダン ナチュラル 置物 オブジェ デコレーション 花瓶 プランター 観葉植物 ガーデニング】
8322円
【直送品】九谷焼 5号花瓶 染付丸紋椿 N166-06【お寄せ品、返品キャンセル不可、割引不可品】
7960円
【 ポイントUP 限定saleクーポン 】 アジアン フラワーポット 花瓶 Mサイズ H80cm 2タイプ テラコッタ 素焼き 造花 オブジェ 置物 おしゃれ 大きい インテリア バリ風 アジアン雑貨 ナチュラル ボヘミアン ボーホー モロッカン 個性的 存在感 映える
8330円
花びん 北欧 テラコッタ 陶器 エレガント 花器 ベース カフェ アンティーク ディスプレイ雑貨 インテリア雑貨 カフェ雑貨 北欧 フレンチシャビーインテリア インテリアホワイト アイボリー 花瓶【送料無料】HANAベース
8033円
『Nature(ナチュレ)』シリーズのリラータ(カシワバゴムの木)【高さ120cm】Nature 光触媒人工観葉植物 リラータ 観葉植物 光触媒 人工 消臭 抗菌 防汚 インテリア 造花 フェイクフラワー フェイクグリーン
7650円
【中古】深川製磁 花瓶 金彩瑠璃牡丹 宮内庁御用達 有田焼 高さ26cm 共箱あり フカガワセイジ 【106040802008】
照明器具 フロアスタンド NEW ロマンティック LEDブーケライト ガラスベース付 H52706
8181円
※法人専用品※ルネセイコウ 座ユー モスホワイト/ブラツク ZAU-01 1P
7174円
パンプス 痛くない 結婚式 レディース エナメル ポインテッドトゥパンプス キラキラ ウェディングシューズ ハイヒール ピンビール 美脚パンプス パーティー キャバ嬢 発表会 演奏会 パンプス ブライダルシューズ YJSO
8090円
7948円
カートに入れる
■サイズ:約直径15×H30cm
■重さ:約500g(落とし含む)
■素材:虎竹
■原産国:日本製・国産
■箱なし
日本で唯一 土佐の虎斑竹(とらふだけ)
「虎斑竹(虎竹)」は淡竹(ハチク)の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。
明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。
海外メディアも取材に来た「ミラクルバンブー」
左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。この珍しい虎竹(Tiger Bamboo)を取材するために海外メディアまでもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル!」を連発されていました。
竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹
竹は秋から1月下旬までが伐採のシーズンです。虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。
花籠を食べているのか?
竹花籠を見直してもらいたいと思っています。自分の母親世代では花嫁修業としてお茶やお花を習った方が多く、その当時は竹製の花籠は驚くほど編まれていたのです。職人の中には、あまりの注文の多さに「この花籠を誰か食べているのか?」と冗談を言うほどでした。しかし、今では誰にも見向きされなくなり日常使いの花籠を作って生活している職人には、とんと会ったことがありません。ただ、竹花籠に魅力がないかと言えば決してそんな事はなくて、世情や住宅環境の変化にあわせた活かした方はあるのではないかと思っています。
虎竹蛇籠という昔からある定番の花籠を、若い女性社員に見せても使い方を知りませんでした。竹編みの籠は毎日見慣れているはずなのに、はじめて見る花籠の足は一体何のためのものか困惑しています。ああ、なるほどと思い出したのが随分前にアメリカの竹作家に連れられてニューヨーク近代美術館 (MOMA)に行った時の事なのです。実はそこで花籠の奇妙な使い方がされているのに違和感を持ちましたが、もしかしたら花籠を知らない世代はこの時の海外から日本の竹を見る感覚と同じなのでは?それなら実は花籠が見向きされていないのではなくて、存在を知らないだけではないでしょうか。
若い世代にしたら竹花籠は、今まで見た事も触った事もない未知の新製品なのです。華道のように決められた花材をルール通りに活けるのは美しいけれど、名前も知らない花を自由に活けて気楽に楽しめる花籠の生活を知ったら、長らく出番がなくてずっと我慢強く待っている竹たちに光を当てることが出来るかも知れないと思っているのです。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。
※落としは、ページ内の画像で竹筒製と紹介していても、プラスチック製となる場合があります。また、その反対の場合もありますのでご了承ください。竹筒製落としは天然竹を加工して製造しておりますので重さが50~100g程度違う場合があります。(落としはお選びいただけません、花籠の重さ記載は落としを含んでいます)
※竹花籠は、持ち手の藤巻きや底の銘などに若干の違いがある場合があります。